プログラム内容(長期休暇中も同様のタイムスケジュールです。)
プログラム内容は一例です。
なぜチャレンジでは体操やボルダリングを取り入れているのか?
一般的には運動というと…『健康のため』『体力を付けるため』『筋力アップのため』『ダイエットのため』といったイメージが先行していると思います。しかし、運動というのは、人間が行う活動の中で最も脳細胞の活動が活発になる活動なんです。
つまり運動は脳を鍛える事が出来るという事ですね。
ここまでは一般的な運動全般についてのお話です。
次になぜチャレンジではマット運動や鉄棒、吊り輪やボルダリングという比較的マイナーな運動を採用しているかという点を解説したいと思います。
運動は大きく3つに分類する事ができます。
一つ目は『初めて行う運動』
二つ目は『経験があり成功したり失敗したりする運動』
三つめは『完全に習得した運動』です。
完全に習得した運動というのは考えなくてもできる運動ですね。
例えば歩くというような運動です。
ちょっと専門的になりますが『完全に習得した運動』の場合は身体と小脳が連絡を取り合って自動的に行う運動であり大脳はほとんど関与しなくても行う事ができます。一方、『初めて行う運動』や『成功したり失敗したりする運動』は大脳が大きな刺激を受け、活発に活動します。この時、成功しようとも失敗しようとも脳は同じだけ活発に活動し、脳細胞同士をつなぐ新しい神経回路が形成され、この働きによって今までできなかった事が別の方法でできるようになる可能性があると言われています。
実際に継続的に運動を行う上で、または療育の観点からも失敗だけを繰り返すというのは、たとえ脳が大きな刺激を受けて活発に活動するとしても良いものではありませんよね。
チャレンジで採用している運動は、先ほど触れた『初めて行う運動』『成功したり失敗したりする運動』がほとんどとなります。さらに器械体操やボルダリングはお子さんのレベルに合わせて、適切な難易度を設定することが可能です。
失敗してばかりでは面白くないですし成功した喜び、『やった!できた!』という嬉しさをたくさん経験することができる運動なんです。
チャレンジではお子さんの個性を尊重したうえで運動を通じた療育を行いお子さんの身体と心のバランスを最適な状態へと導いていきます。